三島の展覧会の会場に二冊置いてもらった感想ノート。やっと終わって読んでる。随分いろんな世代といろんなところから、やってきて、ほんとに感じてもらったんだなあ。
涙した方々、懐かしい人、描いてきたことが、こんなに深く、誰かをゆさぶっていること、そしてアタゴオルが、ほんとに。だれかの胸に刺さってること、それを知った。
2015/10/30
2015/10/29
2015/10/27
ホビット三部作+画集文章の推敲
WOWOWでやってたのを録画、三部作の三作目初めて見た。CGって、その技術に酔って作られると、冷めてくるなあ。どうしても、ガンダルフがただの爺さんにしか見えない。
八王子の来年二月からの展覧会、素晴らしい図録画集になります。収録される大量の文章を推敲中。
2015/10/25
2015/10/23
2015/10/21
2015/10/20
2015/10/17
八王子展覧会打ち合わせ
来年二月から二ヶ月間の、北斎+アタゴオル展覧会。その打ち合わせを都内でやった。
52枚の大判と、北斎の元図が並ぶという、念願の企画。まことに楽しみにです。終わって、宴会は山形料理の店。懐かしの、おみ漬け、うまし!、樽酒うまい、いも煮や玉こん、あー、故郷の味わい、いーもんだなあ。
2015/10/15
不完全な幻想
賢治は、銀河鉄道を、不完全な幻想、と呼んだ。では、完全な幻想とは何だろう?、「完全な、不完全な」の比較するど、「永遠の未完成、これ完成」の言葉も見える。
ようは、あの鉄道は、「不完全な」ものだからこそ、謎や[矛盾]が現れるのだ。
その矛盾の前で、[賢治は、けして間違えない]という地点に立つか、それとも、不完全な、映像的な矛盾を抱えてる、と踏むか。
ここが、実に面白い。
文学的に解釈する者は、映像の徹底性の視線を持てないから、意味付けにしてしまい、[画像の恐怖]を、想像できない。
まあ、なんにしろ、銀河鉄道は、手強い。簡単に乗ると、えらい誤線を走ることになる。
現場検証は、楽しいなあ。
2015/10/14
2015/10/13
2015/10/09
謹呈本&、銀河たいけん
ばななさんの新刊いただきました。ありがとうございます。
銀河鉄道、ひとまずラフあがり、全体の設計が、ぼやーっと見えてきた。これから、細かい調べなどしつつ、キャラクターの再考、舞台画像の調査です。
今回は、原稿の全文を載せます。それは、一種の「漫画表現の後退」を意味します。
ジョバンニが「カンパネルラ、ここからズラかろうよ」と言いました。
この場面、本来なら、吹き出して、台詞言うだけでよい。それが漫画表現です。ところが、そうやって、「ジョバニが」や「言いました」を取ると、不思議なものが、消えているのです。
それは、賢治の文章リズム感。それを取ったとき、何か、見えなかったものが現れる一方で、語感の魅惑、そして、やはり、何かが消えるのです。
漫画は、文章を絵に描くのであり、本来なら、極力、賢治の文章は消え、映像だけが現れる、という形。
しかし、その行為によって、消えているものこそ、賢治の魅惑のひとつ、なのです。
2015/10/08
2015/10/02
アタゴオルの秋、猫町ギャラリー
今年も、谷中で11月に展覧会やります。21土曜は、アコーステックliveです。往復葉書の消印25日までです。詳しくは、猫町ギャラリーを検索してちょーだい。
三島の宮澤賢治世界展も、いよいよ25日までです。24・25は、サイン会やります。まだ見てない方、ヨロシクです。もう見た方、沼津丼食べにきてください。
画像は、谷中、猫町、風呂猫団製作のアタゴオル生地、もう売り切れです。