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2015/10/30

感想ノート

三島の展覧会の会場に二冊置いてもらった感想ノート。やっと終わって読んでる。随分いろんな世代といろんなところから、やってきて、ほんとに感じてもらったんだなあ。
涙した方々、懐かしい人、描いてきたことが、こんなに深く、誰かをゆさぶっていること、そしてアタゴオルが、ほんとに。だれかの胸に刺さってること、それを知った。

坂を下り坂を登る

三島から原稿返却。厳重の上にも厳重、見事なジュラルミンの箱入りで帰ってきました。
大岡信ことば館のスタッフのみなさま、作者ののさまざまな企画注文に応じていただき、まことにありがとーございます。

午前10時からは、来年の八王子の展覧会、原稿選択の確認作業。そして決定しました。この企画は、これまた素晴らしいものです。
赤不二の赤が気になり、盛り上がりました。

2015/10/29

図録画集

画集製作のため、大量の文章の推敲。そして、ゴロナオ工房の製作部門、色彩部長の製作インタビューを、風呂猫団が取りにきた。
色彩の苦労や工夫は、やったものしか判らない。
夕げのあと長椅子睡眠。ドスくんとジムの風呂だけ入りに行く。

パソコンが壊れて、スマホだけが頼りだが、このままでは危険です。やはりパソコンが必要だ。

2015/10/27

快楽なる疲れ

庭用に買った土地の柵や土壌改良の業者さんが決まり、ぼつぼつ稼動しそうで嬉しい。
北斎図録画集の文章推敲。
夜は、会社から帰宅した息子とジムに行き、二時間運動と水泳。サウナと風呂から帰り遅い夕食。それにしても、運動のあとの疲れは心地よい。

ホビット三部作+画集文章の推敲

WOWOWでやってたのを録画、三部作の三作目初めて見た。CGって、その技術に酔って作られると、冷めてくるなあ。どうしても、ガンダルフがただの爺さんにしか見えない。
八王子の来年二月からの展覧会、素晴らしい図録画集になります。収録される大量の文章を推敲中。

2015/10/25

大団円、三島

沼津で、めちゃんこ旨い寿司食べて、不二を眺めて、2時からサイン会。約百冊ほどサインして、ついに約100日に及ぶ展覧会、終演でございます。
来展されたミナサマ、おしょーしなっし!。そして、ことば館のスタッフの面々、ありがとーございます。

2015/10/23

鼠トランプ飛びます

63回目の乱舞の日。昨夜は風呂猫団と飲酒しゴロスタで騒いだので、二日酔い。
夕方、ドスくんが御馳走してくれる、つーのでガッテン寿司屋に行く。ウニ500円、たまらんぞー、あーうまい、3人で34皿も食べた。
そのあと、ユニクロ、それからスポーツ用品専門店に行き、度つきのゴーグルと、ジョギング用の高価な運動靴。

2015/10/21

庭作り開始

隣の土地を購入して、今年なにかと忙しく放置してたが、いよいよ、取りかかる。紹介された業者さんが来て、とりあえず見積りを出してもらうことにする。
庭作りは、楽しいものだ。二十年前にどっぷりハマった。ゆっくり、楽しみたいなー。

2015/10/20

バモス画集

八王子市立夢美術館での、北斎+アタゴオル展覧会のための、画集の打ち合わせ。5名来宅で二時間たっぷりの企画話。
なにしろ、一点づつの濃い感想が書かれてるから、中身もレイアウトも大変です。5名の話し合いを聞きながら、いよいよ、夢の一冊が産まれるのだなあ、とワクワクします。

三時から別件でテレビ撮影。一時間で終了、放送は来年だそうです。スタッフの方が、ヨネザアド幻想、購入してくれてた。おしょーしな!。

2015/10/17

八王子展覧会打ち合わせ

来年二月から二ヶ月間の、北斎+アタゴオル展覧会。その打ち合わせを都内でやった。
52枚の大判と、北斎の元図が並ぶという、念願の企画。まことに楽しみにです。終わって、宴会は山形料理の店。懐かしの、おみ漬け、うまし!、樽酒うまい、いも煮や玉こん、あー、故郷の味わい、いーもんだなあ。

2015/10/15

不完全な幻想

賢治は、銀河鉄道を、不完全な幻想、と呼んだ。では、完全な幻想とは何だろう?、「完全な、不完全な」の比較するど、「永遠の未完成、これ完成」の言葉も見える。
ようは、あの鉄道は、「不完全な」ものだからこそ、謎や[矛盾]が現れるのだ。
その矛盾の前で、[賢治は、けして間違えない]という地点に立つか、それとも、不完全な、映像的な矛盾を抱えてる、と踏むか。
ここが、実に面白い。
文学的に解釈する者は、映像の徹底性の視線を持てないから、意味付けにしてしまい、[画像の恐怖]を、想像できない。
まあ、なんにしろ、銀河鉄道は、手強い。簡単に乗ると、えらい誤線を走ることになる。
現場検証は、楽しいなあ。

2015/10/14

あと10日ですー

三島駅前の大岡信ことば館での、大規模展覧会。七月に始まりましたが、おー、残すところ、あと10日です。300枚の原稿の展示、特に、銀河鉄道ブルカニロ博士編の全原稿200枚、この公開は、二度とアリマセン。たくさんのグッツや本もあります。最終24・25の二日間は、午後からサイン会あります。
よろしくです。

2015/10/13

現場

犯罪の調査は、遺留品を並べての机の上での考察、だけではなく、現場に立つこと。そこから見えてくるもの。
同じことが、賢治の世界を漫画にすることでも、味わう。電車に乗って、実際座ってみると、なんと、いろいろ見えてくる。
体を動かすだけで、世界は、視線を変える。
文字を追うことは、文字の路地入って、実は、無関係な場所に連れ込まれる、という危険がある。
まさしく、冤罪なる画像!。

2015/10/09

謹呈本&、銀河たいけん

ばななさんの新刊いただきました。ありがとうございます。

銀河鉄道、ひとまずラフあがり、全体の設計が、ぼやーっと見えてきた。これから、細かい調べなどしつつ、キャラクターの再考、舞台画像の調査です。

今回は、原稿の全文を載せます。それは、一種の「漫画表現の後退」を意味します。

ジョバンニが「カンパネルラ、ここからズラかろうよ」と言いました。

この場面、本来なら、吹き出して、台詞言うだけでよい。それが漫画表現です。ところが、そうやって、「ジョバニが」や「言いました」を取ると、不思議なものが、消えているのです。
それは、賢治の文章リズム感。それを取ったとき、何か、見えなかったものが現れる一方で、語感の魅惑、そして、やはり、何かが消えるのです。
漫画は、文章を絵に描くのであり、本来なら、極力、賢治の文章は消え、映像だけが現れる、という形。
しかし、その行為によって、消えているものこそ、賢治の魅惑のひとつ、なのです。

2015/10/08

ラフノート

360枚付近で、涙がでた。ラフノート描いて、涙が出るなんて経験ありません。この作品は二度描いてるのに、その場面で泣いたことない。
あのむずかしい主人公の心が、見えた来たのだろうか?。これが30年の経験なのかもしれない。なんとも恐ろしい世界に、ずっぷし、入ります。

2015/10/02

北の幸

あー、北の幸が届きました、うほー、さっそく、包丁でさばいて、三匹刺身にして、どんぶりに乗せて、秋刀魚丼。くーー、たまらんぞー、うますぎます。まっこと、おしょうしなっし、

文章をコマワリ、せっせと再開。

夜。空腹のなかジムで三時間、体重しっかり下がる。帰って、遅い夕食は、秋刀魚三昧。刺身、ナメロウ、天婦羅。まったくまったく、美味でございます。

アタゴオルの秋、猫町ギャラリー

今年も、谷中で11月に展覧会やります。21土曜は、アコーステックliveです。往復葉書の消印25日までです。詳しくは、猫町ギャラリーを検索してちょーだい。

三島の宮澤賢治世界展も、いよいよ25日までです。24・25は、サイン会やります。まだ見てない方、ヨロシクです。もう見た方、沼津丼食べにきてください。

画像は、谷中、猫町、風呂猫団製作のアタゴオル生地、もう売り切れです。

うまし!

深夜に、一人酒。八戸や山形や米沢でもらったもの。羽前桜川という酒は、小国産です。優しい味なり。それにしても、雲丹も、かつおの酒盗も、やっぱり日本酒だなあ。器は成島焼きだなあ。

2015/10/01

ラフノート

次の仕事のためのラフノートを描いてる。170ページまできたが、なるほど、おおごとです。
そして、神の啓示のように、清水大典さんの仕事ぶりをみせられた。描くとは何なのか?。その画のなかに込められたものが、私に詰問してる。この世に溢れる無関係な絵の、遥か向こうで、待ってるのだ。ここまで来れるかと。