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2015/01/20

相馬二遍返し

東北まづりオールスターズ新年会で、エミちゃんと一緒に歌ってるアコーデオン担当の小峰公子さんに、お年玉CD「ザバダク」タップリいただいた。
小峰さんは旦那さんと、ザバダクというbandをやってるのだが、旦那の吉良知彦氏が高校生のとき作ってたbandの名前が、「欠食ドラネコ団」。熱烈なるアタゴオル読者でありました。箱が擦れた「ヒデヨシ印の万華鏡」、signしました。
加筆の原稿描きながら、「プログレナイト2014」というのを聞いてたら、音の因子に、ビートルズ(へいぶるどっく、や旋律の展開)や70年前後の私好みのロック音があり、気持ちよく聴いてたが、最後の曲、その世界が流れたら、ペンが止まった。ジーンと血が振動した。それは、福島民謡「相馬二遍返し」。
西洋音楽にハマった果てに、ここに至る。私たちの肉化した音色、東北のロックであり、日本人のロック。
たぶん、はっぴいえんど、が探した匂いと交差する、自分たちは何者なのか?、という質問の答えのように、私のなかで、血が振動した。
絵が浮かんだ。ゴーギャンの大作。あの「われわれはどこから来たのか?われわれは何者か?、われわれはどこへ行くのか、?」
あのゴーギャンの絵の前で、爆音で、相馬二遍返し、聴きたい。
album聞いて、しばらく、放心した。

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