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2014/04/12

小保方談義

小保方女史の記者会見の生中継は、ニコ動で六十万、他あわせて百万人以上が見た。国民百人に一人が見たという恐ろしい数だ。論文の画像の加工・すり替えは、故意かミスか?、スタップ細胞は実験によって本当に存在したのか?。そうした謎の答えが見つかるか と見ていたが、二時間四十分におよぶ時間のなかで記者の多くが、あまりに的外れな質問ばかりする。
「二百回も成功した」などと答えたのに、「ほかのだれもが作れないものを二百回も?、二回とか、二十回の間違いではないのか」と、質問を続ければいいものを、「はい、次の方」と弁護士にしきられ、他の記者が質問に移ってしまう。すると、まったく違う「私生活について」なんぞ聞いてしまい、せっかく重要な穴が開いたのに、そこへのツッコミがない。
 そんななかで、私が聞きたかった質問。「若山氏が渡した鼠の細胞で、小保方氏はスタップ細胞を作り、その細胞を返してきた。それを若山氏が調べてみると、違う鼠の遺伝子が出てきた。返してきた成功細胞は違う鼠のものだった。(このことは三月後半に発表された)。なんとも驚きの、重要な鍵である。
 会場でこの件について、後半にやっと質問されたのだが、小保方氏は「鼠?どの鼠ですか?。若山先生とは、話をしていないので・・・」。とかわした。ここでこそ、食い下がるべきなのに、次の質問に移ってしまった。なんとも情けない風景でありました。
 今回の騒動のなか、ツイッター界では 日本中の研究者がこの件について発言している。それらを探して読んでいると、科学の証明、というものがもつ厳密性を教えられる。ミスであろうが故意であろうが、取り違えや張り替えをした瞬間、そうした論文は信用性が無いのであり撤回するしかないのだ。また、第三者が実証できないような実験法を記載した論文も同じ。
「成功するには、コツというかレシピがあります。」というのなら、コツとレシピを明記しなければならないし、それらを最終的に公開しないかぎり、「スタップ細胞は出来ていない」という疑惑は消えない。
 
 はたして、夢のような細胞は出来たのだろうか?。
①、小保方氏は、妄想、あるいは偽証している。そんな細胞は存在しない。
②、小保方氏は出来たと思っているが、その細胞は『他者によってすり替えられて作られた別な鼠の細胞』であり、小保方氏は気づかず、利用されている。
③、小保方氏だけが、成功し、それはコツとレシピによるものだ
だが、②も③も、若山氏の渡した鼠取り違えの件によって、否定される可能性が大だ。
さて、来週は理研の上司にして、この実験の重要人物笹井氏の記者会見がある。小保方氏は「私以外、第3者も成功しています」といいながら「その方の名前は言えません」と答えた。ネットでは、その人こそ笹井氏ではないかの説も多々あり、笹井氏自身が一昨日朝日新聞に「スタップ細胞は存在する」と答えているから注目度が上がる。はたして謎の片りんを捕まえられるかは、報道記者の勉強力にかかっています。
というわけで、最近は、頭の内部が賢治界から小保方界に引っ張られて、下書きが進んでいない・・と思ったら大間違い、昨日は四ページも進みました。
今朝、六時に寝ようとしたら、まーたウグイスが来て鳴きまくり。やっぱり最初に口笛で鳴き真似したのに味しめてるんだろうか?。それにしても毎日同じ時刻に、奴も森に出勤してるんだな。では、下書き続行。まもなく138枚の半ばにさしかかります。
報道特集で、若山教授が、論文の不備欠陥に気づいたのは、ネットでの数々の指摘からだという。研究者たちがネットを通し、検証しあって、画像の素絵まで見抜かれていく。三人寄れば文殊の知恵なんだなあ。
本日も4枚下書き、全体の半分を通過した。
 
小保方氏についての疑惑を調べ、
若山氏の論文取り下げ提案へと至った重要な人のサイトと思われるもの。
 

 
 
 

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