メールアドレス : masumurahiroshi1952@gmail.com

2014/03/27

最初の山場

物語の下描きは最初の山場に近づいた。苦しい。コマ割りのラフノートを元に再度そのあたりのページのコマ調節する。そして階段下りて茶の間に行くと家人。「どうしたの、なんだか暗いよ、顔色が悪い」。「うー、苦しい場面なんだよ」。
描くことは、その世界に入ること。「なんで、そんな物語、選んだの、サワカニの話みたいに、もっと楽しいのを選べばいいのに」。そりゃーもっともだ。だがこの物語は、漫画化すべき作品なのだ。峠で私もモガクのでござる。

南大東島、ときくと「風力三」とかいう気象庁のラジオ告知が浮かぶ世代。この島への「にしきのあきら」と城ノ内さなえの旅番組、ぼーっと見てた。島人が心やさしいのは、八丈島の人達にたっぷりといただいたが、この島もまた とても深かった。高校が無いため、中学卒業で島を離れ、多くの人が沖縄本島へ行くようだが、そうした子の成長を抱えたお母さんたちの気持ち。見ていてジンとした。島唄もまた、濃いものだった。トト&ドスを思い出させる画面を見ながら、珈琲飲んで涙ポロポロ。わしも立派なジジイよのう。
 

おがり行く嬉しく淋しい親心

0 件のコメント:

コメントを投稿