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2014/02/25

横綱準備中

庭の池の金魚が、アオサギに食べられて二度全滅。そこで、網張って昨年はやられなかった。そろそろ奴が来る季節なので、網張する。春迎えの風物詩なり。
さて、赤旗版の賢治童話の第四弾、今回の企画の横綱「ひかりの素足」の準備にとりかかった。すでに、ノートでの全体ラフは描いたが、細部のワカラナサが、たっぷり待っている。まるで、透明な現場を、少ない手がかりから、視覚化するみたいだ。

物語は小屋で目覚める。ではその小屋はどんな形か。外には何があるのか。賢治は少ししか手がかりを置かない。だがこの手がかりが実にタチが悪い。小屋の壁が萱で出来ているのだ。板だったら想像できるのに。萱の壁の小屋を訪ねて 画像探索に出なくてはならない。やがて馬連れた人が炭を取りに来るということは、ここには炭焼き窯もあるのだ。そばには谷川の音。「かけいの水」はここの上流から引かれていると推理する。だが気になるのは一郎が起きた部屋に窓はあるのか?。ゴロニャン探偵の現場検証は続く。